本校は開校以来全国屈指の高い鍼灸師国家試験合格率を誇り、一度も全国平均を下回ったことがありません。これは、目標に向かって努力を積み重ねる学生と、選び抜かれた本校自慢の講師陣による質の高い講義及び充実した時間外サポートの結晶と言えます。
また、本校オリジナルの授業内容を通じて、着実に学力を身に付けていきます。学生一人一人の状況に合わせたサポート体制を用意し、学生と教職員が一丸となって鍼灸師国家試験合格を目指して取り組んでいます。
本校では、2年生と3年生のオリエンテーション時に、それぞれ1年生と2年生時に学んだ授業科目の習熟度を確認するため実力試験を行います。実力試験では、科目別の習熟度が表として把握できるため、習熟度が不十分な科目が一目で分かります。到達目標に達していない場合は、徹底的に補習を行います。それにより、2年生の時点から鍼灸師国家試験合格への道筋を付けていきます。
本校は社会人の入学者が非常に多いのが特長ですが、その中でも文系出身者が多くなっております。そのような方々は、どうしても理系の勉強にストレスを感じてしまいます。
そこで、本校では授業の中で模型を使った授業を行い、初めて医療系の授業を受ける方にも、わかりやすく理解しやすい授業を行っています。授業資料についても、担当教員が独自に作成しており、復習もしやすく安心です。
入学時から、このような形式で授業を行っていることが、毎年全国屈指の高い鍼灸師国家試験合格率を維持している1つの要因だと思っております。
毎年2月の最終日曜日に実施されている鍼灸師国家試験問題の出題基準について説明します。鍼灸師国家試験は筆記試験のみで実施され、択一問題(マークシート・四択)で問題数は180問となっています。
鍼灸師国家試験問題の内容については、専門基礎科目及び専門科目に区分されています。
専門基礎科目については、医療概論、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学及び総合問題の中から90問出題されます。
専門科目については、東洋医学概論、経絡経穴概論、はり理論、きゅう理論、東洋医学臨床論及び総合問題の中から90問出題されます。
本校の授業科目で説明すると、専門基礎分野及び専門分野の中から出題されることになります。
嚥下について正しいのはどれか。
頑固な腰痛に対する治療で、腰部に鍼を2本使用して行うのはどれか。