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アパレルからの転職者インタビュー

なぜアパレルから転職して鍼灸師(はり師きゅう師)になろうと?

栗田さん

私は、社会人になってからの9年間、アパレルで販売員をしていました。アパレルに就職したのは、洋服と接客業が大好きだったことが理由です。そのアパレルで販売員として働く日々は、毎日が楽しくて、とてもやり甲斐を感じていました。
しかし、20代後半になると、ヒールで1日中立ち続けるアパレルの販売員の仕事が、体力的に辛いと感じることが増えてきました。そんな時にぎっくり腰になってしまい、立ち上がることもできず困っていた時に、友人に鍼灸師の先生がいたので治療をしていただきました。
30分程度の鍼灸師の先生の治療で、さっきまで立てなかったのに立ち上がって歩けるようになりました。このことで、「鍼灸って怖い」というイメージが払拭されるとともに、鍼灸治療の効果にとても感動しました。
その後、母が膝を痛めた際や、アパレルのお客様や友人が身体の不調に困って相談されたら、鍼灸師の治療を勧めるようになりました。「鍼灸師の治療を受けて症状改善できてよかった!」と言ってくれる方ばかりで、鍼灸師のように私も自分の力で人の為になる仕事に転職したいと思うようになりました。
そんな時、祖母から「女性が男性に負けずに働く時代だから、手に職を持ったら安心だよ。」と背中を押してくれたことがきっかけで、28歳の時に大好きだったアパレルの販売員の仕事を辞めて、鍼灸師に転職することを決めました。
転職するために鍼灸師の勉強をしていた3年間は、昼間派遣社員の事務職と夜は学校で鍼灸師の勉強と大変でしたが、先生方のサポートのおかげで無事に鍼灸師の資格を取得することができました。
現在は、鍼灸師に転職して整骨院で勤務していますが、転職前のアパレルで経験したスキルがとても役に立っています。アパレルで培った会話力、接遇及び心遣いを、褒めていただくことがよくあります。
転職した鍼灸師の治療技術は、沢山勉強して練習すれば自ずと出来るようになります。しかし、患者様との関わり方というところでは、転職前のアパレルの経験が自分の強みになっていると感じています。