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医薬情報担当者(MR)からの転職者インタビュー

なぜ医薬情報担当者(MR)から転職して鍼灸師(はり師きゅう師)になろうと?

栗原さん

私は薬科大学を卒業し薬剤師の国家資格を取得後、製薬会社に就職して現在も勤務していますので、医薬情報担当者(MR)から転職して鍼灸師になるのではなく、両方の国家資格を活かしていきたいと思っています。就職してから約30年間、医薬情報担当者(MR)として医療機関を担当し自社薬剤の情報収集等を行っていましたが、現在は内勤で営業のサポート業務を行っています。
高血圧、糖尿病、高脂血症は生活習慣病と言われ、その多くは不健全な生活の積み重ねによって内臓脂肪型肥満となり、これが原因となって引き起こされるものです。これらは個人が日常生活の中での適度な運動、バランスの取れた食生活、禁煙等を実践することにより予防することができます。薬剤は諸刃の剣(効果もありますが、副作用も起こすこともある)であり、出来るだけ薬を飲まず予防出来れば良いと思います。
私がお茶の水はりきゅう専門学校へ入学し鍼灸師になろうと思ったキッカケは、日本薬科大学の社会人セミナー「漢方アロマコース」で東洋医学に興味を持ち、その中でも国家資格である「鍼灸師」が直接患者さんと接することができ、病気予防にも役立てられると思ったからです。また、鍼や灸もコンパクトなケースに入り、何処でも治療が出来ることも魅力に感じました。
定年後も仕事をしたいと思っていますが、調剤業務を経験したことがなく、病院薬剤師や調剤薬局での薬剤師の仕事への転職は難しいと感じていた中で、東洋医学では漢方薬も使われることが多く、薬剤師の国家資格も活かせると思いました。鍼灸師になるための勉強は、覚えることが多く苦労していますが「医薬情報担当者(MR)のノウハウを活かし、鍼灸師の技術で患者さんの健康を支えたい」を目標に頑張っていきます。