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大学職員からの転職者インタビュー

なぜ大学職員から鍼灸師(はり師きゅう師)になろうと?

風間さん

鍼灸学校へ入学する前は、大学職員として学生の授業支援や、学部長など役職者の秘書業務に従事していました。教育機関を支える仕事はとてもやりがいを感じていました。しかし、コロナ禍に夫の自己免疫疾患が悪化したことを契機に、何もできない自分に対して無力感や憤りを感じるようになりました。
その後、独学でアロマテラピーや自然療法の勉強を進める中で、「健康を通して人の役に立ちたい」という思いが漠然と芽生えてきました。さらに、夫の仕事の都合でドイツへ渡ることになり、大学職員の仕事を辞めました。
ドイツでの暮らしの中で、ドイツでは現代医学と自然療法が良いバランスで共存していることに感動し、同時に日本の医療が現代医学に偏りがちであると痛感しました。こうした経験から東洋医学への関心が高まり、鍼灸の道に進むことを決意しました。帰国後すぐに行動し、わずか一週間でお茶の水はりきゅう専門学校に願書を提出しました。
全国の鍼灸専門学校の中から本校を選んだ理由は、通学のしやすさや学費の手頃さに加え、ホームページに「社会人が9割在籍している」と記載されていた点に魅力を感じたからです。同じような境遇の仲間と切磋琢磨できるのではないかと考えました。
実際に入学してみると、私よりも豊富な社会人経験を持つ方々や、すでにセラピストや柔道整復師など身体のプロとして活躍している仲間たちと出会え、日々多くの学びを得ています。
また、1年次には妊娠・出産を経験しました。久しぶりの学生生活に加え、初めての妊娠・出産、そして子育てと、両立ができるのか不安を抱える日々もありましたが、先生方や同級生の温かいサポートのおかげで、諦めることなく勉強を続けることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
卒業後の進路はまだ決めていませんが、授業内でさまざまな治療法に触れられるため、自分に合った方法をじっくりと見極めていきたいと考えています。将来的には、鍼灸治療とその他の自然療法を融合させた施術を提供できる場を作りたいと思っています。また、過疎地や海外での治療・技術支援にも取り組む鍼灸師として、生涯にわたって活動していくことが目標です。