本校に入学すると、男性、女性、そして年齢等関係なく、全員が「レディース鍼灸」の授業を必ず受けていただきます。本校が「レディース鍼灸」の授業を必須にしているのには、明確な理由があります。現在、我が国の男女別鍼灸受療率をみると、女性の受療率が7割から8割を占めています。これは何を意味するのでしょうか?鍼灸師として生活するためには、受療者の過半数を超える女性を治療できなければならないという事です。特に、中年期以降の女性が持つ身体的な悩みの多くは、西洋医学では“異常なし”と診断されてしまうようなものが多く、その受け皿として東洋医学、つまり漢方薬や鍼灸治療が高い効果を示します。本校では、レディース鍼灸に特化した女性専門のサロンを開業されている北村先生に、レディース鍼灸の授業を担当していただいております。北村先生は、鍼灸師として20年以上のキャリアを持つベテランの先生です。本校に入学された皆さんには、ぜひ本物のレディース鍼灸を習得していただきたいと思います。